子育てはお金がかかるもの。けれど子どもが産まれてから思うように働くことができなくて収入がダウン。
子供を大学まで行かせようと思うと、1人育てるのに2000万円かかるという話もあります。
子どもや自分たちの将来のためにお金を貯めておきたいけど、毎月のやりくりが大変という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
でも毎日お弁当を作ったり、コンセントを抜いたりは大変だし、いまいち効果がわからない…。
そんな方のために、今回は毎日意識しなくても大きく節約できる方法をお伝えしていきます。
この記事を読んでほしい人
- 買い物は現金派
- 毎月数千円以上節約したい
- 税金対策、保険を見直すのはいいと聞くけどなんだか難しそうで手をつけていない
格安スマホに切り替える
一昔前は三大キャリア「ドコモ」「AU」「ソフトバンク」しか選択肢のなかった携帯会社。
今では格安SIM提供会社により、気軽に携帯代金の節約を行うことができるようになりました。
格安SIMはいいと聞いたことがあるけど、変え方が分からないからそのままにしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
格安SIM会社に切り替えることにより夫婦で年間10万円も節約することもできるんです。
格安SIMのメリットとして
- 月々の使用料金が安い
- 今使っているスマホを使い続けられる
月々の使用料金が安い
これが一番大きいメリットでしょう。
格安SIMに乗り換えると今まで支払っていた携帯料金が1/3になることもあります。
プランや会社によっては月々1000円になることも。
毎月必ず発生するものですから、安くできたら嬉しいですよね。
今使っているスマホを使い続けられる
格安新しいスマホを購入してもいいですし、今使っているスマホを使い続けることもできますよ。
ただし、今使っているスマホを使い続ける場合は、機種によってはSIMロック解除が必要なケースもあるのでご注意ください。
デメリットとしては
- 通信速度が不安定な時もある。
- キャリアメールが使えなくなる。
- 切り替えは自分でやらないといけない。
1つ1つ説明していきますね。
通信速度が不安定な時もある
格安スマホのほとんどが大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。
そのため借りている回線の量によって速度が異なります。
利用者が多く使う時間帯であれば、回線が混雑して速度が遅くなってしまう場合も。
しかし、混雑していない時間帯であれば動画の視聴も問題なく行えますし、Wi-Fiの環境が整っていればデータ容量の節約にもなります。
また、通信速度が遅い場合でもLINE通話などは問題なく使えます。
ユーキューモバイルなど格安SIM会社の中でも安定して通信速度が速い会社もあるので、調べてみたら良いかもしれません。
キャリアメールが使えなくなる
大手キャリアにはあるキャリアメールですが、格安スマホに切り替えることにより使えなくなることもあります。
その場合は無料で使える「Gmail」を使うことにより解決できます。
また、今では友達間の連絡はLINEを使えるので特に不便は感じません。
切り替えは自分でやらないといけない
安いのは魅力。でも切り替えが面倒そう、と思ってらっしゃる方もいるのでは。
確かに格安SIMに切り替えるためには自分で手続きをしなくてはいけないので難しく感じるかもしれません。
私もそう思っていましたが、切り替えは意外と簡単にできます。
SIMフリーであればインターネット上で済みますし、SIMロックがかかっているものであれば自分が契約している携帯会社の店頭へ持ち込むか、電話をかけることにより解除することが可能です。
面倒なのは切り替えるときだけで、あとは自動的にお金が節約できるので1日でも早くできれば節約の効果は絶大です。
毎日のお買い物をキャッシュレス決済に変える
生活費などの支払いを現金ではなく、キャッシュレス決済を利用することをおすすめします。
日常の買い物だけではなくて、毎月のスマホの使用料、水道光熱費、税金、保険などをクレジット払いにすれば意識することなく自然にポイントが貯まりますよ。
- 医療費や納税をクレジットカード払いしてポイントがつく
- スマホ決済サービスのキャンペーンを利用する
- ポイントが二重取りできる
医療費や納税にもクレジットカード払いをする
医療費や納税にもクレジットカードを使うことができます。
例えば税金を10万支払うとしたら、クレジットカード支払いで1000円~2000円分のポイントが戻ってくることに。
クレジットカード払いできる国税
申告所得税及復興特別所得税、法人税(連結納税)、相続税、源泉所得税(告知分)、復興特別法人税(連結納税)、たばこ税、石油石炭税、揮発油税及地方揮発油税、登録免許税(告知分)、国際観光旅客税、消費税及地方消費税、地方法人税、贈与税、申告所得税、消費税、たばこ税及たばこ特別税、電源開発促進税、石油ガス税、自動車重量税(告知分)、国際観光旅客税(告知分)、法人税、地方法人税(連結納税)、源泉所得税及復興特別所得税(告知分)、復興特別法人税、酒税、石油税、揮発油税及地方道路税、空港燃料料税、印紙税
また、地方税もクレジットカード払いできます。
クレジットカード払いできる地方税
住民税、自動車税、固定資産税、個人事業税、都市計画税、償却資産税、不動産取得税など
お住まいの都道府県によってクレジットカード払いできる税金が違うため、ホームページや窓口にてご確認ください。
スマホ決済サービスのキャンペーンを利用する
PayPay、D払い、LINEpayなどのスマホ決済サービスは、独自に定期的に還元率がアップするキャンペーンを行っています。
今であれば、auペイのたぬきの恩返し(10%のポイント還元)やPayPayの超ペイペイジャンボ(3回に1回の確率でポイントが戻ってくる)などが行われています。
各スマホ決済サービスで定期的に還元サービスを行われているため、見逃せません。
ポイントの二重取り・三重取りができる
ポイントカードを持っている方であれば、キャッシュレス決済がさらにお得に利用できます。
キャッシュレス決済と合わせてポイントカードを提示すれば二重にポイントがつくからです。
さらにスマホ決済サービスであればクレジットカードを紐づけすることにより併せてクレジットカードの還元も受けられるものも。
使用する決済サービスがクレジットカードでポイントが還元されるのか確認してみるといいかもしれません。
ふるさと納税を活用する
ふるさと納税は、実際負担額が2000円の好きな地域を応援して、お礼がもらえる制度のことです。
ふるさと納税というと、高級品や嗜好品のイメージが強いのではないでしょうか。
実はふるさと納税では高級品や嗜好品だけではなくて、お得な食品や生活必需品も買うことができます。
普段使う日用品を大量に、そして配送してくれるのでお手軽に手に入れることができるのは嬉しいですよね。
返礼品の中にはトイレットペーパー、ティッシュペーパーなどもあるので、収納に問題ないご家庭であれば備蓄しておくのも良いです。
ふるさと納税は各自治体のホームページをチェックすると選べますが、1つ1つチェックするのは大変。
そのため一覧で選べるポータルサイトがお勧めです。
ふるさと納税が選べるポータルサイトとしては、
などがあります。
特におすすめなのは楽天です。
楽天はスーパーセールや、買い回りマラソンを定期的に行っており、その時に購入することにより大量にポイントがつくからです。
実質負担額が2000円でもお得なふるさと納税制度ですが、買い方によっては更にお得に購入することができますよ。
保険を見直す
家族が増えると、将来のために保険を見直した方もいらっしゃると思います。
けれど、毎月の保険料の支払いが負担になって保険貧乏になっては本末転倒。
自分にとって不要な保険を手厚く入りすぎている場合もあるので、保険を定期的に見直すことも重要ですよ。
チェックポイントとしては、
- 良く分からない特約に入っている
- 家計に与えるインパクトの小さい保障がある
- 時代に合わないものは手放す
保険は日々進化しているので、定期的に保険の内容を見直してみましょう。
特に自動車保険をは1年間の掛け捨ての保険なため、見直しは行いやすい保険ではないでしょうか。
我が家は自動車が必須の地域に住んでいるため2台所持していますが、2台分の自動車保険を見直すことにより、年間6万円の節約になりました。補償内容は変わっていなくて、です。
同じような補償内容でも、保険会社が異なれば料金が異なることが多いです。
そのため、保険の見直しを行う場合は複数の保険会社比較検討することをオススメします。
電気会社、電気プランを見直す
2016年に電力自由化になり電気会社を自由に選べるようになりました。
コロナになり、リモートワークや外出自粛により自宅で過ごす機会が増えたことと思います。
2021年9月より電気料金が値上がりし続けています。
主な原因は、石炭や液化天然ガス(LNG)などの輸入価格高騰の影響で、燃料費調整額が値上げされているためです。
生きていく上で電気は必要なものなので、なかなか節約は難しいもの。
自分に合った電気会社・プランを選ぶことによって意識することなく光熱費を下げることができるかもしれません。
多くの会社から自分に合ったプランを選ぶのは大変ですが、各業者のホームページから料金をシュミレーションしてみて、どのようなプランが1番お得なのか調べてみるのもいいでしょう。
iDeCoやつみたてNISAを活用する
老後に向けた資産運用の方法として注目されている「iDeCo」や「つみたてNISA」。
それぞれの特徴がありますが、特に「iDeCo」はさまざまな税制優遇を受けられます。
iDeCoとは、毎月一定の金額を積み立てて、自身で金融商品を運用し60歳以降に受け取れる制度のことです。
iDeCoの掛け金はいつでも休止・再開できるので無理なくお金を積み立てることができます。
iDeCoには以下の3つの場合に節税効果を得られるメリットがあります。
- 掛け金を積み立てた時
- 積み立てたお金が増えた時
- 60歳以降にお金を受け取る時
「積み立てた時」に、月々の掛け金の全額が所得控除の対象となります。これにより、所得税と住民税を軽減することができます。
また、「積み立てたお金が増えた時」は、通常、運用によって発生した利益に20%の税金が発生しますが、iDeCoの場合は非課税になり全て受け取ることができます。
そして、「60歳以降にお金を受け取る」時にも節税の効果が見込めます。
iDeCoを受け取る時に、一時金として一括で受け取る方法と、年金形式で毎月受け取る方法があります。
一括で受け取る場合は、退職所得控除が適応、毎月受け取る場合は、公的年金控除が適応されて節税ができます。
一般的な株式投資では節税をすることができないので、老後の生活に備えたいかたにとってはiDeCoはぴったりの制度と言えます。
まとめ
以上、1度変えれば大きな努力をせずに節約できる方法をご紹介しました。
まとめ
- 格安スマホに切り替える
- 日々の支払いをキャッシュレス決済に切り替える
- ふるさと納税を活用する
- 保険を見直す
- 電気会社・電気プランを見直す
- iDeCo・つみたてNISAを活用する
一度替えれば普段の生活であまり意識せずに、かつ、インパクトの大きい節約方法になります。