年賀状って毎年余ったりしませんか。
書き損じしたり、思わなかった人から年賀状が来るかもしれないから多めに買っておこう。そう思って、多めに購入し、ぴったり使い切るという方は少ないのではないでしょうか。
そうして余った年賀状を、
「もう印刷してしまったから使えない」
「捨ててしまおう」
なんてゴミ箱に捨てたり、
「もったいないから取っておこう」
と押し入れに入れたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は書き損じや印刷済みの年賀状、使用していなければ郵便はがきや現金に換えられたり、普通に郵便はがきとして使えるのです。
印刷した年賀状は郵便局ではがきや切手に換えられる
印刷したものや、書き損じしたものは郵便局に持っていけば、手数料を支払ってその場で切手やハガキに交換することができます。
当年度のものだけではなく、過去の年度のものも交換することが可能です。
交換時に必要な手数料
- 郵便切手・ハガキ・・・1枚につき5円
- 往復はがき・郵便書簡・・・1枚につき10円
- レターパック・・・1枚につき42円
- 10円未満の郵便切手やハガキ・・・合計金額の半額
郵便局公式ホームページより
実際に交換できるものについては、郵便局のホームページでご確認ください。
https://www.post.japanpost.jp/service/standard/kaki_sonji/index.html
ちなみに近親者の喪中などの理由により年賀状を出せなくなった場合は手数料無料で交換できるそうです。
印刷していない年賀状は金券ショップで現金化できる
郵便局では払い戻しは行っていませんが、現金化したいという方は金券ショップに売るというのも一つの手です。
買取相場としては1枚あたり30円~40円だそうです。
ハガキや切手に交換しても使い道がないという方はこちらでまとめて交換するのも良いのではないでしょうか。
フリマアプリで売る
フリマアプリでも年賀状の売買がされています。
フリマアプリのメリットとしては、スマホ上で気軽にやり取りできること、わざわざ金券ショップに出向かなくていいこと、売り方によっては金券ショップに比べて相場が高い(1枚あたり40円~50円)ことでしょう。
注意点として送料、手数料がかかるのである程度まとまった枚数がないと売上代金は大きく下がります。
また、入札者とのやり取りや送付の手間がかかったりもします。
年賀状に住所が書かれたままだったりすると個人情報の流失の危険性もあるので、取り扱いには十分注意が必要です。
印刷していない年賀状はそのまま郵便はがきとして使える
手数料のかからない方法として一番オススメです。
年賀はがきも立派なはがきなので、投函すれば相手に問題なく届きます。年賀状を使ったからと言って当選確率が落ちるわけでもありません。
多少絵柄が入っていたとしても懸賞に必要な情報が書き込めるのであれば、使ってしまうのも良いでしょう。
注意点としては年賀の部分を二重線で消してください。
年賀の部分を消さないと来年のお正月に年賀状として届けられる可能性があります。
ハガキとして使えると言っても年賀状のため、友人や知人、ビジネスには向きませんが、懸賞として使うのならばオススメの方法です。
ボランティア団体に寄付する
年賀状をボランティア団体に寄付することもできます。
年賀状だけでなく、普通のはがきも寄付として使えます。
寄付を受け付けている団体
- 世界の子どもにワクチンを 日本委員会
- 日本ユネスコ協会連盟
- チャイルド・ファンド・ジャパン
- シャプラニール
など、書き損じはがきを寄付として募集している団体はその他にもあります。
ワクチンの支援、学校への支援など、各団体により支援内容も違うため、それぞれのホームページで確認してみてください。
ご自分の目で確認して支援したい団体に寄付することも良いのではないでしょうか。
捨てるくらいであれば、寄付という形で社会貢献できるので無駄になりませんね。
まとめ
今回は、余った年賀状の使い道を5つ紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
今年分の年賀状だけではなく、場合によっては以前の年賀状も交換・使用することが可能なので、この機会にご家庭に眠っている年賀状がないか一度整理してみてはいかがでしょうか。