育児

0歳児、ワンオペ育児で保育園に預けてフルタイムでの仕事は可能か。

なつ
なつ
こんにちは、2歳差男子育児中のなつです。

0歳児、ワンオペ育児でフルタイムでの仕事についてですが、職場の環境によって可能でしたが、覚悟と周りの協力は必要でした。

フルタイムのタイムスケジュールも公開します。

0歳児を抱えてフルタイムで働くことになった経緯

子供を預けるのは寂しい。でもお金が心配。

一人目育休中、私の職場では正社員での時短勤務という選択肢がなく、フルタイム正社員、準社員、パートの中から選ぶ必要がありました。

インターネットでは、仕事が好きで早く仕事に戻りたいと言う意見も見ますが私はそこまで仕事が好きな訳ではありません。できるなら子供と一緒にいたい。

0歳児クラスから長時間預けるのは、寂しかったです。

子供も、生まれてから1年程しか経っていないのに長時間預けて大丈夫だろうか。母親の愛を一心に受けずに育ったらかわいそうじゃないかとも思っていました。

3歳までは保育園に預けずに子供と一緒に過ごしたいという気持ちが強かったのですが、家のローンや子供の将来のことを考えるとお金が心配。

職場の先輩に聞いていると、正社員と準社員の給料やボーナスはかなり違いがありました。

色々不安でしたが、職場の上司に確認するとダメだったら途中から勤務形態を変えることもできると言われたので、フルタイムで働くことに決めました。

周りに育休復帰後フルタイムで働いている人がいない

いざ、フルタイムで復帰することに決めましたが、周りの友達に聞いてみても、私の周りは3歳まではフルタイムで働いている人はいませんでした。

職場ではフルタイムで戻ってきている人はいても、実母や夫の協力がある人ばかり。

本当にやっていけるのか、心配になりながらの復帰でした。

フルタイム育児タイムスケジュール

前提条件

  • 夫の平日の育児参加はなし。
  • 保育園までの距離は車で5分
  • 保育園から職場までの距離は車で5分
  • 実母からは週1回程度保育園の迎えを頼める。
  • 残業なし。職場の理解があり、定時ダッシュできる。
  • 有給を1時間刻みで使うことが可能。
改めて見ると職場からの理解があってすごく助かっています。

1日のタイムスケジュール

5時30分 子供・私起床 朝食準備・支度
6時30分 朝食
7時 子供準備
7時40分 出発
7時50分 保育園送迎
8時10分 出社
17時30分 退社
17時45分 保育園送迎
18時 帰宅 夕食・お風呂準備

※子供の分は作り置き。レンチンのみ。

18時10分 子供夕食
18時40分 お風呂
19時30~20時 子供就寝
20時 夫帰宅。一緒に夕食を食べる。
20時30分 家事・保育園の準備
22時 (余裕があれば)自由時間
23時 就寝

大体平日はこんな感じです。

親の都合で子供の就寝時間が遅くなるのを避けたくて、帰ってからは私の夕食は子供が寝てから食べてました。

0歳児だと保育園の連絡帳の記入欄も結構あったので、毎日30分位使っていました。

1週間に1回位は母が訪ねてきてくれたので、夕飯を一緒に食べることも。

子供が1歳の時は何が何でも20時には寝てもらおうと必死でした。

フルタイムで保育園に預けるメリット

お金の心配が少なくなる

準社員やパートに比べてお給料をもらえるので、家のローンや保育料を支払いながら将来の為の貯金もできます。

スタバやコンビニ等、ちょっとした自分の贅沢にお金を使うことに罪悪感が少ないです。

また、二人目の育児給付金も一人目と同様の金額が出るので有難かったです。

頑張って良かったです!

子育てをプロと共有できるので安心できる

保育園に預けるまでは、私の関わりで子供の将来の全てが決まってしまう!(実際そんなことはないと思いますが)というプレッシャーでいっぱいでした。

食べる物や関わり方一つとっても、インターネットで調べる毎日。

しかし、保育園に預けてからはお昼ご飯やおやつは調理、栄養のプロが作ったの物を食べさせてくれますし、保育のプロが関わってくれます。

何か心配なことがあっても、毎日関わって下さる保育士の方に相談できる環境は思った以上に有難かったです。

また、同じ年の子供達と関わるので良い刺激になっているみたいで、歌や遊び、誰と遊んだか等、お話してくれるのが可愛いです。

最初の頃は仕事中も頭の中で「今頃何をしているのかな」「寂しくて泣いていないかな」と考えていましたが、今は保育園に預けて良かったなと思いました。

お昼ご飯も子供が泣く前に、かきこんで食べていたものが職場のお昼ではゆっくり食べられることにも感動を覚えていました。

仕事の人間関係が以前よりも楽に

職場の人のちょっとした一言に、家に帰ってから「何が悪いことをしたのじゃないかな」と気にするほど、メンタルの弱い人間でした。

しかし、家に帰っても忙しく動いているので自分のことを考える暇がありません。

自分以外の守る人ができたことも大きいと思います。母は強し。

フルタイムで保育園に預けるデメリット

慣れない職場と育児の両立でヘトヘトに

1年間も仕事から離れていると、忘れていることもあれば新しく覚えないといけないこともたくさんありました。

産後の記憶力も怪しい私は、仕事中に覚えられずに家に持ち帰ってくることも。

気も体力も使い切った後、家に帰ってきたら、今度は子供のお世話が始まります。

子供も一日保育園で遊んできて疲れている中、何とかなだめながらご飯、お風呂、歯磨き。

それが終わると今度は自分のご飯、作り置き。持ち帰ってきた仕事を覚えたり。

11時近くにようやく自分も就寝。しかし、夜泣きの対応でうまく寝られない日もありました。そしてまた次の日の朝起きて自分と子供の支度、送迎、仕事。

以下エンドレス。

この頃は子供もですが、私も疲れ切ってしょっちゅう熱を出していました。

とにかく毎日疲れ切って、休みたかったです。

圧倒的に時間が足りない

育休中であれば、子供が寝ている間や抱っこしながらやっていた家事も、職場にいれば全く手を付けることができません。

1歳を過ぎてもいきなり大人と一緒のものが食べられる訳ではないので、離乳食も作らなければいけませんが仕事から帰って作っていると子供の就寝が21時過ぎてしまします。

分刻みでバタバタ用意していても、あっという間に過ぎていく時間。

平日中は自分の為に何かをゆっくりする時間はほとんどありませんでした。

想像以上の保育園からの呼び出しで職場への罪悪感が

保育園に通い始めたら、今までほとんど熱を出さなかった子供が1~2週間に1回熱を出すようになりました。

朝バタバタ準備して出社。1時間程仕事をしていると保育園から電話が。

一日の仕事を周りの人に頭を下げてお願いして退社。

私の部署は人が少ないので一人いなくなると周りの人の負担が増えるのは分かっていたので、毎回かなりの罪悪感がありました。

最初の2~3カ月はほとんど仕事にならないと思った方がいいかもしれません。

仕事復帰前にやること

・夫と家事、育児の分担をしっかり決めておく。

・宅配サービスなどを使ってみる。

・作り置きを勉強しておく。

・家事を楽にする家電を調べる。

・体力をつけておく。

夫と家事、育児の分担をしっかり決めておく

フルタイム勤務と、未満時子育てを一人で両立するのはかなりハードです。

男性は基本言わないと家事をやらなものだと思って下さい。(例外にものすごく協力的な男性はいます。羨ましい。)

コツとしては、最初から「これはあなたの仕事」「あなたがやらなければ誰もこの家事はやらない」と言い切ってしまいます。

もし「余裕がある、見つけた人がやる家事」と曖昧にしていたら殆ど自分が負担することになりますよ。我が家がそうです。

曖昧にすればする程、「言ってくれればやったのに」と言われ、お互いイライラしてしまうので、完全に分担してしまいます。

あくまで「家事を手伝う」スタンスではなく、家事の主体を夫にしましょう。

宅配サービスなどを使ってみる

私は生協をとっていました。

週末に一気に買い物を済ませていましたが、それだけでは足りない物もあったのでかなり重宝しました。

炒めるだけ、レンチンするだけのものは時短になって便利です。

作り置きを勉強しておく

平日は時間勝負なので、休日に作り置きを作っておけると便利です。

色んな種類を作れなくても大丈夫なので、数種類だけでも覚えておくと楽できます。

私は離乳食期におやきを大量に作っていました。

家事を楽にする家電を調べる

現代三種の神器。食器洗い乾燥機、自動掃除機、洗濯乾燥機。

食器洗い乾燥機は特に食器を洗う、食器を拭く手間が省けて便利です。

体力をつけておく

本当に重要です。1日中働く必要があるので、体力がないとやっていられません。

育休中に子供と一緒に散歩をしたり、運動をしたり、栄養のある食べ物を食べて体力をつけておきましょう。

今ではYouTubeなんかで簡単に自宅でダンスやヨガができるので、ママにはお勧めです。

私もマタニティヨガや産後ダイエットに使っています。

 

フルタイムで働くコツは、いかに手を抜いて、人の手を借りるかが重要です!自分一人でやろうとすると心身が壊れてしまします!
それではまた!

 

ABOUT ME
なつ
6歳、4歳男子育児の傍ら作業療法士として働いています。 HSP気質を持つママが、自分らしく、無理せず働けるライフスタイルを提案しています。自身もHSPがあり、育児や仕事、家事のバランスに悩みながら試行錯誤を重ねてきました。この経験をもとに、心の負担を減らしながら働けるヒントや、家庭と仕事を両立するライフハックを配信中。忙しい毎日の中でも、心穏やかに過ごせる工夫や、HSPならではの強みを生かす方法をシェアしていきます。少しでも「私にもできそう」と思えるきっかけを届けたい。育児中のママや働く女性に寄り添う情報をお届けします!