離乳食が始まると、赤ちゃんはスプーンや食器をにぎにぎして机の下へポーイ!
物を握っては落とすのは赤ちゃんの発達に大事なこととは言え、食事中に何度もされるのはストレスになりますよね。
けれども取り上げて、せっかくの意欲をつぶしても可哀そう。
それならおもちゃを通して、思いっきり遊ばせてあげましょう。
今回はそんな赤ちゃんの好きな、握る、離す動作ができるチェーンリング落としの作り方を紹介していきます。
チェーンリング落としの効果
- 握る、つまむ、狙ったところで離すといった手・指先の運動。
- 自分の体と物の動き・音を理解する。
- 何度も繰り返すことにより集中力がつく。
などなど、赤ちゃんにとって色々な効果があります。
また、モンテッソーリでは幼児のうちから親指・人さし指・中指の3指を鍛えておくと、子どもの知能が高められると言われています。
材料・道具
材料
- タッパー等の容器
- チェーンリング(プラチェーン)
- めだまシール
- 丸シール
- (ビニールテープ)
チェーンリングはプラチェーンという名前でダイソーのおもちゃ売り場に売っていました。
めだまシールはダイソーの手芸売り場に。
めだまシールやビニールテープを使わなくても仕上げることができるので、無くても大丈夫です。
ちなみにペットボトルを使うと穴をあける必要がありません。
ただし、ペットボトルは高さが高く、底が不安定で穴が小さいので難易度は高めです。
道具
- 目打ち
- カッター(サークルカッター)、ハサミ
- 油性マジックorボールペン
- 接着剤
- ペットボトルの蓋
丸く切る場合はコンパスカッターがあると便利です。
ペットボトルの蓋はあってもなくても良いです。
作り方
タッパーの蓋に穴をあける
めだまシールを目印に、口の位置を決めます。
口にしたいところにマジックを使って目印を書きます。
めだまシールがない場合は、丸シールやマジック等で目を付けましょう。
こんな感じです。マジックがガタガタでも後で切るので大丈夫です。
マジックの通りにカッターで切っていきます。
蓋が柔らかい場合はカッターだけで切れますが、硬い場合は目打ちで穴をあけてからカッターを使うとうまく切れます。
切りました。もうこれで大変な作業は終わりです。
切り口がギザギザしていると手を切る可能性があるので切り口を
- なめらかになるようにカッターや研磨剤で整えるか
- ビニールテープで保護
してください。
私はカッターで整えました。
チェーンリングを繋げる
ひたすら繋げていきます。この作業、無心になれて楽しいです。
装飾する
はい、これで完成です。簡単!
丸シールを切ったものと、めだまシールでネコに装飾しました。
めだまシールは外れると誤飲の危険性があるので、接着剤を使ってしっかり取り付けます。
チェーンリング落としの遊び方
- チェーンリングを引っ張るところから始めてみましょう。穴からチェーンリングを少し出して赤ちゃんに渡します。
- 赤ちゃんがチェーンリングを引っ張ることができたら、次は大人がチェーンリングを落として見せます。チェーンリングが落ちて無くなることに興味を持ちます。
- 赤ちゃんにチェーンリングを渡して一緒に穴に落とします。
穴の大きさが大きいと難易度が低く、小さいと難易度が高くなります。
開けた穴に入れることが難しい場合は、タッパーの蓋を外してやってみるのも一つです。
その他の遊び方
- 月齢が低い場合はチェーンを触るだけでも
- ペットボトルに入れてマラカスに
- 短く繋げたチェーンでおままごとに
- アクセサリーに
月齢が低い場合はチェーンを触るだけでも
触るだけでシャラシャラと音の鳴る物に赤ちゃんは喜びます。
口の中に入れたり、触って感触を確かめたり。長い時間集中して遊べます。
この時、チェーンリングが外れる可能性があるので目を離さないようにしましょう。
ペットボトルに入れてマラカスに
チェーンリングをそのままペットボトルに入れて蓋をするだけで完成。
きれいな色のマラカスのできあがり。
短く繋げたチェーンでおままごとに
短めにしたチェーンリングを器に入れて、ご飯に見立て
「お腹が空いたな~。ご飯欲しいな~。」
なんて声をかけながらねこさんにご飯をあげちゃいます。箸やスプーンの練習にもなりますね。
色別にチェーンリングを分けて、ケチャップ、ソース、ご飯、アイス、ジュース等色々なものに見立てて遊ぶこともできます。
アクセサリーに
ネックレスやブレスレット等、アクセサリーにもなります。
注意点
- めだまシールはそのままでは簡単に外れるので取れないように接着剤をつけましょう。
- チェーンリングが外れたり、首に巻きつく可能性があるので、遊んでいる間は見守って下さい。